トッテナム・ホットスパー vs ブライトン レポート

サッカー記事

プレミアリーグ第7節トッテナム・ホットスパーとブライトンの一戦は、2-1でトッテナム・ホットスパーが勝利をおさめ、リーグ戦では初の連勝となった。

トッテナムベンチ

ハート、ウィンクス、ベイル↑70、ロドン、ロチェルソ↑63、ルーカス、デイビス↑85

ブライトンベンチ

ライアン、マクアリスター↑79、アルザーテ、ウェルベック↑74、プロパー、ゼキリ、ベルナルド↑66

スコアラー

トッテナム

13:ケイン(PK)

73:ベイル(レギロン)

ブライトン

56:ランプティ(グロス)

まず初めに、スパーズにとって全体的に我慢の時間が多かった。しかしついに、サポーターが待ちかねたゴールが生まれた試合となった。7年ぶりにスパーズに復帰したギャレス・ベイルのゴールだ。しかもともにマドリーから移籍してきたレギロンのアシストによるものだった。これにより逃げ切りに成功。早朝から起きて観戦したスパーズサポーターにとっては目が覚める出来事だっただろう。

では気を取り直して試合を観ていこう。ポイントを絞って3つほど。スパーズの役割分担が明確になったこと、レフリングの微妙な判定、グラウンドキーパーならではの目線で足を滑らせていた選手が多かった理由を分析。

スパーズはこの試合で役割が以前よりも明確になっていた印象を受けた。ホイヴィアはビルドアップの時にはCB間に下がって試合を組み立て。そしてホイヴィアの相方シソコはともに必要以上に攻撃に参加することなく、どちらかといえばはじき返された時のセカンドボールを拾いに行くタスクをこなしていた。またホイヴィアだけに至っては、レギロンがオーバーラップした際のサイドバックの穴を埋めるタスクもこなしており、それを見事にこなしていた。この2人はボールを奪いきる役割に徹していた中で、CBの2人は攻撃時にロングボールで相手の裏を狙うボールを送り込む役割を担っていたのではないだろうか。そしてこの中盤の強靭な2人が守備に徹し、CBがボールを供給する足元に長けた選手がいたからこそ、レギロンがオーバーラップを積極的に仕掛けることができ、決勝点となるゴールが生まれたといえるだろう。この形は、モウリーニョの狙い通りといえる。

2つ目。全体を通して審判の判定に左右される試合となった。スパーズの最初の得点はケインがララーナと競り合いファールでPK。線の上はエリア内となるため、ものすごく微妙な判定だったといえる。映像をストップする瞬間を少しずらすだけで、PKでなかったかもしれない。そしてブライトンのゴールは、その前のシーンでホイヴィアが倒されるシーンがあった。ケインと主審グレハム・スコット主審の会話の雰囲気から察するに、ボールに足が少し触っていたからといったニュアンスだろう。これも非常に難しい判定だといえる。あれがホイヴィアが先に触ったのか後に触ったのかの判断が非常に難しかった。レフリーにとって難しいジャッジが続いたが、結果としてお互いにレフリングに助けられたといえるかもしれない。ゆえにこのような試合で勝ち切れたことは今後にとって大きな意味を持つだろう。(最後の10分間は生きた心地がしないほどドキドキだったが・・・)

最後のポイントの芝生に足を滑らせてしまうシーンが多かったことについて。調べてみると、ロンドンではここ数日間何日も雨が降っていたようだ(スコールのような雨と晴が断続的に続くイギリス特有の天候)。年中比較的同じくらいの量の雨が降るものの、特に10月と11月は1年を通して降水量が多い月だそう。そのため、雨が多いことによって地面が緩くなってしまい、足を滑らせてしまった可能性はある。

また、直近のホームで行われたウエストハム戦とそれ以前から比較してLASK戦あたりから少し色が薄くなっていた(キックオフの時間が違い、光の当たり具合による可能性もある)。

3試合前のマッカビ・ハイファ戦
2試合前のウエストハム戦
1試合前のLASK戦

雨が続き、病気の発生や根が空気を吸えず健全な成長ができなかったこと、さらに日照量が落ちたことで軟弱な芝生になってしまったことなどが、色落ちに繋がって結果的に芝生で滑ってしまう原因になったかもしれない(先日のブログhttps://onl.tw/CJkLfquでご紹介したグローライトがあるとはいえ、太陽光の方が圧倒的に良い生育ができるのは事実)。

もうひとつ気になったのは、足を滑らせていた選手の多くがナイキのスパイクを履いていた気がする(あくまでなんとなくの印象)。バーンが2回滑らせていたのは覚えており、彼が着用していたのは確かティエンポレジェンド8。ナイキのスパイクのスタッドが芝生に刺さりににくかった可能性もある。

いずれにしても、グラウンドキーパーにとってかなり厳しい季節といえる。とはいえ最もグラウンドが荒れるゴール前がほとんどダメージが少ないのは驚きだ。ヘッドグラウンズマンのウェインさんにはぜひ今後もスパーズのために頑張っていただきたい。

トッテナム・ホットスパーの次の対戦相手はルゴゴレツとヨーロッパリーグ。日本時間11/6の2時55分からキックオフ予定。再びブルガリア遠征になるため、疲労も心配だが、新型コロナウイルスに感染しないように気を付けて向かっていただきたい。

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