ボーンマス vs トッテナム・ホットスパー レポート

サッカー記事

ボーンマスとトッテナム・ホットスパーのプレミアリーグ第34節は、0-0の痛み分けとなった。

トッテナム・ホットスパー

FW       ベルフワイン↓45 ケイン ラメラ

MF          ロチェルソ↓45 ウィンクス シソコ↓75

DF デイビス ヴェルトンゲン アルデルヴァイレルト オーリエ↓90

GK                                             ロリス

ベンチ:ガッサニーガ、サンチェス、ソン↑45、セセニョン、モウラ↑75、エンドンベレ↑45、スキップ、G・フェルナンデス↑90、ホワイト

ボーンマス

FW                  C・ウィルソン キング

MF スタニスラス レルマ ゴスリング ブルックス↓65

DF                 リコ ケリー アケ スミス↓63

GK                             ラムズデール

ベンチ:ボルツ、S・クック、サーマン、ソランケ、ダンジュマ、L・クック、ステイシー↑63、H・ウィルソン↑65、サリッジ

スパーズのメンバー選考は中盤から後ろに関しては順当な面々が揃っていた。ダイアーは4試合出場停止という処罰が下され、次の出場は最終節からとなった。前線に関しては少しいじってきた。まず負傷離脱以外で全試合先発だったソンがベンチスタートというのはサプライズであったと思う。そして右にはラメラ。この選択から察するに、再開以降ノーゴールでイマイチ調子が上がっていないソンよりも、ベルフワインにチャンスを与えた形ではないだろうか。ラメラも同様でかつ、ルーカスと同じ役割を課せられていたように思う。しっかりと守備に戻っており、前半に関しては攻撃よりも守備に負われている時間が長く感じたのがもったいないところではあるが。ベースは4-3-3だが、守備時はケインとベルフワインを残しカウンターへ移行するスタイルだったと思う。ベルフワインの役割もソンとほぼ変わりがなく、カットインシュートや楔となるボールを受けチャンスへつなげるといったものだったと思う。しかしながら思うように活躍できず、後半からソンが投入された。ロチェルソも、思ったようにボールのコントロールができず、エンドンベレとソンが後半から投入されてからは、スパーズが思うようにボールも人も動かせていた。

選手個々を見ていこう。ケインは今日も目立つことは少なかった。残念ながら彼の日ではなかった。シュートシーンが印象に残っておらず、ボックス内でも数えられるほどしかボールに触ることができなかった。チームとしての枠内シュートが通して0というのがそれを物語っているだろう。この試合で地味に目立っており、Ikumi Honda的マン・オブ・ザ・マッチはウィンクスだろう。コーナーキックのこぼれ球を回収する役割や、守備時に要所で顔を出して奪取するなど守備時にしっかり戻り切りピンチを未然に防いでいた印象だ。タックル3のうち成功3、インターセプト3というのがそれを裏付ける。ぱすの数も総数82で成功率91%と組み立てにも貢献していた。ウィンクスはダブルボランチではなく、アンカーで組み立てるスタイルがあっているのかもしれない。両サイドバックは、クロスの質を上げていくべきだろう。オーリエまでボールが回るがクロスがブロックされるシーンが多すぎる。これに関してはオーリエだけの問題ではないように思う。それはオーリエがスピードにのってボールを持ってエリア横までたどり着くが、ボックス内ではまだ準備できていないなどで一度止まってしまい後ろへパス。またそのオーリエへのフォローがないためクロスを無理やり上げるしかなく結局ブロックなどチームとしてオーリエをフォローできていないのが問題なのかもしれない。だが、デイビスは違う。まずはクロスの質を上げるべき。この試合の印象ではクロスを上げる→反対サイドへ飛ぶという残念な場面が多々あったように思う。攻撃時のクオリティを上げなければ生き残っていくのは厳しいだろう。来シーズン彼がベンチスタートになる日はそう遠くないかもしれない。

ボーンマスは、判定に泣かされたように思う。85分には謎のノーゴール。89分には1度は認められたゴールがVARにてハンドリングで取り消し。また、H・ウィルソンとロリスの1vs1の対決はしびれた。ロリスに軍配が上がりビッグせーずをみせたものの、H・ウィルソンにはノーマーク。前回対戦で2ゴールしているH・ウィルソンだったが、ここは決めきれず。先ほど述べた85分のノーゴールのシーンでは、スパーズが最も今苦手としているであろう形を作っていた。サイドからゴール横ハーフスペースに縦パスを入れて折り返して中央の選手がシュート。スパーズはシェフィールド・ユナイテッド戦で3点とも同様の形で決められていたので、ボーンマスの分析がしっかりできている証拠だろう。この試合ではその時のサンチェス、ダイアーコンビではなくベルギー人コンビだったが、同じようなやられ方をしてしまった。狙い通りだっただけに、ボーンマスとしては勝ち点2を取りこぼしたといっていいだろう。

この試合のざっくりとした感想は、荒れた試合だったように思う。所々で時間が止まるような負傷が目立ったし、なにより54分に不可抗力ではあるもののデイビスと競り合おうとしたスミスが呼吸困難な状況に陥ってしまうなどがあった。結局のところそれ以外の大きな負傷といったものはなかったものの、全体を通してファールが印象に残る試合であった。にも拘わらず、ボックス内で倒されたプレーに関しては両チームともに笛を吹いてもらえる機会がなく、やや不満の残る試合になったのではないだろうか。85分にノーゴールになったもののなぜオフサイド判定でスパーズボールではなくハンドの判定でボーンマスフリーキックからやり直しなのか不明であった。今日は良くも悪くも判定が目立った。余談だが、今日の審判ポール・ティアニーはスパイクがアシックスだった。おそらくはエクスフライだと思う。プレミアリーグの審判では珍しいと思った今日この頃だ。

今日の試合結果により、トッテナム・ホットスパーは勝ち点49で9位とバーンリーに並ぶ。8位アーセナルとは勝ち点1差で、6位ウルブズは勝ち点52で3差。一方のボーンマスは18位で勝ち点28。16位17位のウエストハム、ワトフォードは勝ち点31でその差は3。貴重な勝ち点1となった。トッテナム・ホットスパーの次回の対戦は7/13の日本時間0:30からホームでアーセナルとのノースロンドンダービー。ボーンマスの次回の対戦は7/13の日本時間3時からホームレスター戦。

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