マンチェスター・シティ、来シーズンもUEFA大会に出場が可能に

日本時間14日の未明、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は、マンチェスター・シティにUEFAよりファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の重大な違反があると指摘されていた処分を軽減したことを発表した。

UEFAからマンチェスター・シティは2年間のUEFA主催の大会(チャンピオンズリーグ(CL)など)の出場禁止処分と罰金3000万ユーロの罰金処分を下されていた。

その理由は、2012年から2016年に提出した収支報告書にスポンサー収入を水増ししたことによるFFPの違反があったとのこと。そしてシティはこの調査に対して非協力的だったこともあいまった。

しかし、マンチェスター・シティはこの内容に異議を申し立てCASへ上告した。6月にヒアリングが実施されて慎重に審議されていた。日本時間14日未明にCASはUEFAに協力しなかったことが、大会に出場禁止になるのは不適切であると発表した。そして罰金の方も3000万ユーロから1000万ユーロへ減額。

これによって、マンチェスター・シティはすでにリーグを2位で終えることが確定しており、CLに出場できることが決定。さらには減収が見込まれていたものの、放映権が得られることにより、選手の獲得にも積極的に乗り出せるようになった。

ここからは個人的な感想であるが、この決定はもはやFFPが機能していないことを証明する結果になるだろう。そして正直者が馬鹿を見る世界になってしまったと思う。FFPに違反しないようにしてきたミランやローマ、バルセロナは選手を放出し違反しないようにしていた。しかしシティは違反していたにもかかわらず罰金もたかだが選手1人の半分くらいの年俸程度の処分で済んでしまった。

この程度の処分でよいなら、どこのビッグクラブも罰金覚悟で選手の獲得を行っていけるだろうし、そもそもこの額であれば気にする額ではないはずだ。

せめて、移籍禁止処分でもあればよいのだが、それもなくただの罰金。お金があるチームにお金の処分というのはいささか妙な話である。

この決定に対して様々な意見があると思うが、わたくしは遺憾の意といったところか。ラ・リーガの会長もCASに対しての評価を変えなければならないと発言した。この会長は2月にUEFAがFFP違反を発表した際にもパリやシティに長年厳格な処分が下されるのを待っていたといった発言をしていた。今後も様々な物議を醸しだしそうだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました