Welcome to the preview show !!
プレビューショーへようこそ。今回はプレミアリーグ第20節より、サウサンプトンとトッテナム・ホットスパーの一戦をプレビューしよう。
直近の成績
まずは両チームの直近の成績を見ていこう。
サウサンプトン
サウサンプトンは前節、7試合ぶりにウエストハムに勝利。このウエストハムに勝利するまでは、11月21日から12月16日まで6試合で3分3敗と低調な状態が続いた。現在の順位は、18試合消化で勝ち点20の14位。得点19に失点28。
その前節のウエストハム戦は、アウェイの地で2-3でサウサンプトンが勝利。今シーズン好調を維持していたハマーズだが、CBのオグボンナとズマの不在がさすがに大きすぎたといえるのではないか。
試合展開は、2度追いつかれたものの、70分にセットプレーからのゴールで突き放すことに成功。鋭いカウンターからゴールやPKを奪い得点することができていたセインツだが、守備時の課題はディフェンス陣がボールウォッチャーになりクロスボールに中4人いたのに対してベンラーマに誰もマークに付き切れなかった。コーナーキック時にクロスボールをファーでヘディングで折り返したところ、アントニオに誰もマークできなかったこと。
セインツに対しては、サイドからの崩しが有効な手段といえるのではないだろうか。
トッテナム・ホットスパー
対するトッテナム・ホットスパーは、コンテ就任以降のリーグ戦6試合で無敗を継続中。コロナウイルス感染や大雪の影響で3試合が未消化のままだが、順位は5位で勝ち点29。マンチェスター・シティの19試合まで仮に全勝したとなれば、勝ち点38となり、首位まで9ポイント差に縮める事が可能だ。
そのスパーズは前節、ホームでクリスタル・パレスと対戦。前回対戦はかなり苦戦した対戦相手だたが、この試合では序盤こそ苦しんだものの、徐々にスパーズペースに。そして立て続けの32分、34分の得点と37分のザハのレッドカードで流れは完全にスパーズに。
最終的に大きなピンチもなく、3-0でスパーズが勝利。ホイヴィア、ソン、ケインと大黒柱たちを途中で交代させ温存させることにも成功。過密日程に挑むのに十分な体制といえる。
予想フォーメーション
今回は予想フォーメーションに関して、時間の関係上割愛させていただく。
芝生ウォッチ
今回からプレビューショーでも芝生の状態についてチェックしていきたい。
サウサンプトンは、この試合が4試合ぶりのホームでの試合になる。3試合アウェイの地で対戦したのち、ブレントフォードとホームで対戦予定だったが、コロナウイルスの感染拡大の影響で延期に。
そのため12月5日以降トップチームはスタジアムの利用を行っていないため、芝生にとって休息は十分といえるのではないだろうか。
Matchday ready ⚽️ 🔴⚪️@SouthamptonFC v @SpursOfficial #SaintsFC @dogpockets @MattJenkinss @oclark_1 👏🏼👌🏼 pic.twitter.com/LM7awhZ9hY
— John Wright (@Johnnnn92) December 28, 2021
セント・メリーズ・スタジアムのグラウンドキーパーJohn Wright氏のツイッターを確認すると、写真で見る限りは問題なさそうだ。あとは試合中に気になった点をレポートの芝生ウォッチのコーナーで触れていきたい。
試合のポイント
この試合のポイントとなりそうなところは、スパーズのサイド攻撃をサウサンプトンはしのぐことができるのかといったところではないだろうか。
前節のウエストハム戦では、クロスボールへの対応から2失点献上しており、ややボールウォッチャー気味なところがみられる。
スパーズはコンテ就任以降、両ウイングバックが高い位置を取ってクロス、さらにはウイングもサイドにいたりと、サイド攻撃が非常に強みのあるクラブだ。
このサイド攻撃からのクロス対応をこなすことができなければ、サウサンプトンは間違いなく失点するだろう。
過去の対戦成績
両チームの過去の対戦成績は、トッテナム・ホットスパーから見て直近5試合では3勝1分1敗。過去20試合見るとスパーズの14勝3分3敗と相性のいい対戦相手といえるのではないだろうか。
前回の対戦は昨シーズンの4月22日に行われたプレミアリーグ第29節。この試合はメイソンが残影監督として初陣を飾った試合だ。

この試合では、ケインが不在という状況の中、30分にイングスに先制されて苦しめられたものの、60分にベイルが同点弾を決めると、90分にソンがPKを沈めて2-1で勝利。
試合詳細
試合は日本時間12月29日0時からキックオフだ。主審はアンソニー・テイラー。会場はサウサンプトンホームのセント・メリーズ・スタジアム。
上位陣に追いつくため、そして下位チームを突き放すために、この試合はどちらも落としたくない一戦だ。
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