トッテナム・ホットスパーの選手の移籍について考える21-22シーズン【放出編】その①GK・DF部門

サッカー記事

今回もトッテナム・ホットスパーの話題をお届け。新監督にヌーノ氏を迎えた今、スパーズはどのようなことをしなければならないのかは前回のブログで確認した。

今回のブログでは、スパーズの移籍について考えていこう。まずは既存の選手たちについてだ。放出残留などを見ていきたい。長くなると思うので、今回はGKとDFについて見ていくことにする。

現在の選手

まず今いるGKとDFの選手たちを確認していこう。ここではユースの選手たちは含まないこととする。

ポジション選手名年齢残り契約年数残留
GKロリス34歳1年残留濃厚
 ハート34歳1年残留濃厚
LSB CBデイビス28歳3年金額次第
 LSBレギロン24歳4年残留濃厚
LSBセセニョン21歳4年残留確実
 CBアルデルヴァイレルト31歳2年本人は移籍希望
 CBサンチェス24歳3年金額次第
 CBダイアー26歳3年金額次第
CBロドン23歳4年残留濃厚
 RSBオーリエ28歳1年放出濃厚
 CB RSBタンガンガ21歳4年ローンもあり
 RSBドハティ28歳3年残留濃厚

GK

GKは22歳のホワイトマンという選手がいるが、今のところほとんどの試合でベンチに入っておらず、ポジション争いには食い込めていない。

したがってこの2名が現有戦力として数えられているが、正直なところ高齢だ。ここでは獲得選手の噂などについて触れないが、そろそろ世代交代を進めてもいいかもしれない。

とはいえ、2名とも契約年数は残り1年。ハートはともかく正GKのロリスに関しては契約延長しても良いのではないだろうか。

キャプテンでもあり正GKでもあるロリスはチームへの影響だけれなく、次に獲得した若手GKの成長を見守るという点やポジション争いを行うという面で重要な存在になるはずだ。

 

DF

昨シーズンは、この9人が基本的に入れ代わり立ち代わりでスタメンに名を連ねていた。

そしてセセニョンがレンタルバックで帰ってきた。

まずは左サイドバックから見ていこう。

LSB

左サイドバックは、デイビスとレギロンがいる。ここに昨シーズンのプレシーズンで私が注目したサーキンが入ってくるかと思っていたが、残念ながら割って入ってくることはなかった。セセニョンがホッフェンハイムからレンタルバックで戻ってきたため実質3人だ。

デイビス

まずはデイビス。一昨シーズン契約延長したこのウェールズ人は、残り契約年数3年の28歳。契約を全うすれば31歳まで今のところスパーズの一因だ。

デイビスの強みとしては、ヌーノ新監督が採用すると思われる3バックの左を務めることができる点だ。左利きのCBがいない現状、3バックの一角のファーストチョイスになると思われ、現に昨シーズンのモウリーニョ監督時代にもヌーノ新指揮官が指揮していたウルブズ相手にこのポジションを務め、レギロンと連携してトラオレを自由にさせなかった。

弱みとしては、左サイドバックとしてはやや迫力に欠ける点だ。攻撃面での活性化もそこまでできる選手ではなく、クロスの質も正直微妙。仮に4バックを採用するのであれば、レギロンのバックアッパーになると思われる。

肝心の残留か放出か。今のところ大きな噂もなく残留濃厚ではあるものの、今後のオファーや金額次第では移籍もあり得る。そこで得た金額次第では、違ったタイプの左サイドバックの獲得や左利きのCBの獲得のための資金源になる可能性もある。

レギロン

次にレギロン。昨シーズン終盤こそオウンゴールや自身のミスからの失点こそ目立ったものの、シーズン序盤の活躍は称賛できる。

昨シーズンにベイルとともに加入したこの24歳だが、契約年数も残り4年と長いため残留は間違いないのではないか。しかし唯一の懸念材料は、、レアル・マドリーの指揮官が変更になったことにより、マドリーからの買取オプション50億を行使される可能性だ。無いわけではないため今後の続報が待たれる。

セセニョン

最後はセセニョン。昨シーズンはホッフェンハイムへ武者修行に出た21歳。ネクストベイルとの異名があるセセニョンは来たるシーズンではレギロンとポジション争いを繰り広げることは確実だろう。

攻撃面でこそ定評があるものの、セセニョンもまた守備面ではやや不安がある。そのため、ウィングバックをレギロンとポジションを争うことになるだろう。

とはいえプレミアリーグではまだ未知数な存在。ヌーノ指揮官も実力を評価しているらしくこの夏は残留確実だろうが、結果が出なければ冬には再びローンの可能性もある。

CB

センターバックはアルデルヴァイレルト、サンチェス、ダイアー、ロドンがメインでポジション争いを行い、タンガンガがサイドバックを兼任しながら本職CBとしている。

アルデルヴァイレルト

まずはアルデルヴァイレルトから見ていこう。この31歳のベルギー人は、残り契約年数2年という段階で最近になって移籍志願を出したとの情報があった。噂の真偽は不明だが、私は好きな選手なだけに残ってほしいものの、売り時は今しかないとも考えている。

昨シーズンは持ち前のフィードの高さでディフェンスラインから一気にチャンスに結びつけるパスを演出するなど、カウンターの起点になったものの、スピードの衰えか振り切られそうになる場面も私は目にしていた。

とはいえまだまだ活躍できる選手なだけに、ヴェルトンゲンの時のように実力者をフリーで移籍させてしまうのはチームとして非常にもったいないところだ。

アルデルヴァイレルトの真意と噂の真相は定かではないものの、残留するのであれば1年の契約延長を提示しても良いと私は考える。もし今後のプランに入っていないようであれば、この夏のマーケットでの放出を進めていくべきだ。

サンチェス

次いでサンチェス。残り契約年数3年あるサンチェスだが、ここにきてセビージャの22歳CBのジュル・クンデと金銭+サンチェスというトレードという具体的なオファーの内容まで出てきた。

スパーズに加入して5年目を迎えることになるサンチェスだが、今シーズンこそ化けるといわれて早何年。プレミアリーグに馴染めていない感じはある。そのためサンチェス本人にとってもラ・リーガへの移籍は環境を変えて心機一転できるチャンスともいえる。

クンデの噂の真意はまだ確かではないものの、両者にとってWIN-WINな取引にならない場合にはサンチェスの放出はないだろう。続報が気になるところ。

追伸:クンデはスパーズへの移籍を拒否、そしてスパーズ側からも獲得の意思がないという報道が出た。とはいえ、今回のような金額次第の移籍に関しては容認していくべきだと思う。

ダイアー

続いてダイアー。昨シーズンはモウリーニョ前監督がCBのリーダーとして抜擢しようとしたものの、その期待には応えられたとは言えない。

ダイアーはデイビスとほぼ同じタイミングで契約延長し、残り契約年数は3年。私はサンチェス同様に移籍金次第、そして選手の獲得進行度次第では放出も考慮して良いと思う。

26歳という年齢だけを考えれば、このイングランド代表経験のある選手にオファーはあるだろう。しかし契約年数から違約金を考えるとスパーズは多少移籍金の減額を妥協しなければならなくなるだろう。今のところは移籍の噂は聞こえてこない。

昨シーズンは上記でも述べたようにあまりいい出来とは言えなかった。セットプレーからの終盤の失点が多かった1つの要因としてリーダーシップ不足もあるのではないか。とはいえ、もしリーダータイプのCBを獲得した場合には、もしかしたら化ける可能性はある。

かなり前の話だが、ヴェルトンゲンとアルデルヴァイレルトの3バックの一角に入った時には目立ったミスもなく安定していたような印象がある。そのため、選手の入れ替え次第では残留しての活躍にも期待したい。

26歳という年齢だけであれば、そろそろスパーズは決断してもいいだろう。私の考えではこの夏はサンチェスかダイアーのどちらかを売却すると考えている。またホームグロウンの選手ではないため、イングランドの選手とはいえ非常に扱いが難しい。移籍か残留か。続報を待ちたい。

ロドン

昨シーズン開幕してからの加入を発表されたロドン。このウェールズ人は残り契約年数4年の23歳。EUROでもウェールズ代表のCBに名を連ねていたなどこれからの将来を担う選手といえるのではないだろうか。

年齢と契約年数を考えれば残留はほぼ確実だ。代表経験もあるため実力とそれなりの経験値はある。私が考えるには、サンチェスかダイアー、そして移籍を希望と報道のあるアルデルヴァイレルトが出ていった場合にはスタメンに名を連ねる可能性は大いにある。

ヌーノ監督はがっつり引いて守るスタイルではないため、一歩前へ出てFWに入る前にボールに突きに行けるロドンは指揮官の好みのプレーではないか。私はプレシーズンでよほどのへまがない限り、よほどのビッグネームを獲得しない限り、開幕スタメンを勝ち取ると思っている。

タンガンガ

ユース上りのタンガンガは、昨シーズンケガに泣かされたシーズンだったのではないか。

というのもリーグ戦ではわずか6試合のみの出場。ほとんどの時間をピッチ外で過ごしていた。

モウリーニョ前監督が見込んでトップチーム昇格を果たした生え抜きの選手だけに、早々の放出はないだろう。とはいえ経験値を積ませていきたいのも事実。ともすれば現実的にはローン移籍が最適解ではないか。

シーズン終盤に負った靭帯損傷のケガの詳しい情報は不明だが、どうやらトレーニングには復帰したようだ。まだまだ22歳とこれからの将来を期待できるプレイヤー。選手の獲得人数は残留人数をみてレンタルを検討していただきたいものだ。

RSB

最後は右サイドバックを見ていきたい。個々のポジションはオーリエとドハティ、そして上記で記述したタンガンガがポジションに入っていた。

正直なところ、昨シーズンの右サイドバックはオーリエの活躍でなんとか持ちこたえた。しかし終盤になるとドハティはイマイチ調子が上がらず、オーリエはディフェンスに戻らないなど穴になりつつあり、タンガンガはケガで離脱と終盤は結果的に消去法でオーリエとなった感じが強かった。

オーリエ

移籍市場が始まる以前からパリ・サンジェルマンへの移籍が噂されていたものの、そのパリはインテルからハキミを獲得している。また監督もスパーズ時代にあまりオーリエの起用をしなかったポチェッティーノであったりと、PSGへの移籍は私はないのではとみている。

オーリエの残り契約年数は1年だ。ともすればこの移籍市場で契約延長もしくは放出をしなければ移籍金を得ることは難しくなる。

私個人としては、チームのムードメイカー的な役割もあると思われ、現にエンドンベレのチームへのフィットに貢献したこともあるため放出はもう少し待ってもいいのではないか。

とはいえあくまでもサッカー選手はピッチ上での活躍が一番に評価されるものだ。好不調の波のある選手に対して魅力的なオファーがあれば放出するべきだ。

獲得には昨シーズンからACミランの噂もあるが、インテルもハキミを失ったことでどうなるのか。今後の展開を待ちたい。

ドハティ

ドハティは、昨シーズンの獲得選手で最も期待外れに終わってしまった選手ではないだろうか。

とはいえ今シーズンからは以前ドハティが所属していたウルブズからヌーノ氏が監督を務めることになった。

彼の適正なポジションは引いて守る右サイドバックというよりは右ウイングバックで攻撃面でのクオリティが光る選手のはずだ。

前監督のモウリーニョがどのような意図で獲得したのかは不明だが、昨シーズンの戦い方ではドハティの魅力を十分に引き出せていなかったのは事実。

今シーズンはヌーノ指揮官のもと、光り輝くドハティに期待したい。

スパーズの在籍選手GK・DF部門まとめ

今回はここまでスパーズに現在在籍しているGKとDFについて見てきた。

結論から言うと、GKはロリスの契約延長と若いGKを連れてくるのが理想的ではないだろうか。

そしてDFに関しては、左サイドはセセニョンの帰還もあり戦力は整いつつあるものの、CBと右サイドに関しては何らかの入れ替えが必要だと私は感じた。

EUROも終わりコパも終わったため、ここからの移籍市場がさらに盛り上がってくるはずだ。移籍第1号が誰になるのか気になるところだ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました