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トッテナム・ホットスパー vs ノリッジ・シティ マッチレポート 21-22プレミアリーグ第15節

サッカー記事

21-22シーズンプレミアリーグ第15節、トッテナム・ホットスパーとノリッジ・シティの一戦は、3-0でスパーズの勝利に終わった。

試合詳細

フォーメーション

スパーズベンチ

ゴリーニ、↑62ドハティ、ロドン、↑22セセニョン、ウィンクス、デレ・アリ、エンドンベレ、↑80ベルフワイン、スカーレット

ノリッジベンチ

ガン、カバク、↑81ソーレンセン、ギアノーリス、ルップ、↑72ダウェル、キャントウェル、ツォリス、↑69サージェント

スコアラー

トッテナム・ホットスパー

10:ルーカス(ソン・フンミン)

67サンチェス(デイビス)

77:ソン・フンミン(デイビス)

試合内容

この試合は終始スパーズが支配していたといっていいが、時折ノリッジの鋭い攻撃が光り、大ピンチを迎えた。結果的にはクリーンシートで3-0の勝利をおさめたものの、2失点されていてもおかしくない展開だった。失点が無かったのは、確実に相手のミスによるものだといえる。

とはいえ、スパーズも内容が悪かった訳ではない。というよりも今までが悪すぎたといってもいいだろう。この試合ではデイビスの攻撃参加が非常に際立っており、彼の攻撃参加によってノリッジDFはマークをずらす必要が出てきて、それにより大外のセセニョン、そして中央のソンやケインが比較的フリーになりやすかった。この33番の新境地を垣間見た試合だったのではないか。

スパーズ的には、この試合で負傷したレギロンの状態が気になるところ。ミッドウィークのレンヌ戦では、セセニョンは累積により出場停止になるため、せめてこの試合だけは出場してもらいたいところではある。とはいえ、深刻なものではないというアナウンスには安堵したが。

タンガンガがこの試合ではスタメン起用だったが、私は上手くいったとは思えない。とはいえ彼を責めるのもまた違うと思う。今シーズンは3バックの右CB、左サイドバック、そして右ウイングバックとすでに異なる3つのポジションでプレー。もともと攻撃参加が売りの選手ではないため、この試合では物足りなさを感じた。今後はドハティの復活が期待される。

この試合のポイント

いつもであれば、この試合のポイントは3つほど挙げてそれについて考察している。この試合で言えば、ビルドアップ時にソンやルーカスのボールロストからのピンチを招くことが多い、サンチェスを筆頭としたクロスボール対応の甘さ、ポジティブな要素でデイビスの攻撃参加などが挙げられる。

しかしながら、この試合はグラウンドキーパーらしく、セセニョンのスリップがなぜ起こったのかについて考えていきたいと思う。

スリップの原因

まず初めにスリップする原因はいくつかある。それは以前にもしかしたらどこかでお話したかもしれないが、①地面がめくれて地面ごと足を滑らせる。②散水、降雨の影響で地面がぬかるみスリップ。③そもそもスパイクのチョイスを間違えた。④芝生の生育環境の問題。⑤これらを含めて疲労などで地面に着いた足がうまく着地できなかった。おもにこの5つが考えられる。

今回の場合は②、④ではないかと考えた。

まず①だが、芝生がめくれ上がっていないので、この可能性はないだろう。

②だが、プレミアリーグは試合前、ほとんどの会場が散水を行う。また多くの試合でスコールのようなイギリス特有の雨が降る。ノリッジ戦も、試合前に確実に散水していたであろう様子が写っていたことを確認できているため、トッテナム・ホットスパースタジアムも例外ではないだろう。ぬかるみの可能性はある。

③に関しては、スパイクのチョイスがどうだったのか。おそらく前半の途中から出場しており、試合終盤になってのスリップだったので、この点に関してはチョイスをミスしたわけではなく、単純に疲労の蓄積などで⑤も影響したのではないかと思う。

私の思う可能性の最も大きなところは④だ。というのも、決して芝生の生育が悪いというわけではなく、見た目が悪いというわけではなく地際の問題だと私は感じた。この話もどこかでしたかもしれないが、ヨーロッパのトップのクラブは試合前何時間も前から散水をするクラブもある。バルセロナに至っては試合前に合計4回もの散水を行うと伺ったことがある。

散水をする、そしてイギリスは特有の雨がある。水が芝生に及ぼす影響は適切な量であれば健全な生育に繋がるが、水の与え過ぎは芝生にとってデメリットしかなくなる。今回の場合のデメリットで考えられるのは、地際に苔が生えてしまうことだ。苔が生えるとどうなるのか。読者の方々も経験されたことがあるかもしれないが、コンクリートの上に生えているコケを踏むと、スリップして転びそうになった経験はないだろうか。これと同じような現象が芝生の上でも起こりやすくなる。

特にトッテナム・ホットスパースタジアムも屋根があり、曇りや雨の多いイギリス特有の天候、ハイブリッドターフがあることで耕種的な作業も制限される状態があり、コケにとっては恵まれた環境になりやすい。では、何故このタイミングでスリップが起こりやすくなったのかというと、トッテナム・ホットスパースタジアムが2019年4月に初めて試合を行ってもうすぐ3年という点が関係していると思われる。

そもそも多くのスタジアムは、ピッチの芝生のクオリティを維持するために数年に1度全面張替えを行っている。何故張り替える必要があるのか。もちろん芝生が荒れたから張り替えた方が楽だという考え方もできるが、どこかでお話したようにハイブリッドターフは土壌中に溜まった有機物を掻き出す作業を行うのが非常に困難であり、その有機物を撤去するために地面を剥いで芝生を入れ替えるのだ。有機物が多いと排水不良を起こしやすく、それが苔の生えやすい原因になる。

勘の鋭い方はお分かりだろうが、スパーズのスタジアムはアナウンスがないだけかもしれないが、3年間張り替えていないはずで、ピッチの土壌中に有機物が堆積してきたということだ。それによりコケが生えやすい状態になりつつある。

もし今後のホームでの試合で、選手たちがスリップするようなことが多々起こるようであれば、これらの私が考えている可能性は十分に考えられる。今後の試合観戦の1つの指標にでもなるといいが。。

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