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プレビューショーへようこそ。今回はプレミアリーグ第2節よりウルブズとトッテナム・ホットスパーの一戦をプレビューしていこう。開幕戦のマッチレポートは、ワクチン接種による副作用で作業できませんでした。楽しみにしていた方は申し訳ございません。
前節までの成績
まずは前節までの成績を見ていこう。
ウルブズ
ウルブズはプレシーズンマッチにおいては5試合組んだ中で2勝1分2敗とイーブンな成績。スペインのベティスに勝利したものの、セルタやラスパルマスに敗戦していた。
プレミアリーグ開幕戦では、アウェイの地でレスターと対戦し1-0で敗戦。支配率やパス本数でこそレスターが上回り試合全体を支配していたものの、お互いにチャンスは作れていた。
そんな中でもウルブズはゴール期待値1.49、レスターが0.51とかなりウルブズはビッグチャンスを作れていたという数字を残した。
私もこの試合を観たが、特にウルブズは中盤のプレスの強度が強く、速いためそこからショートカウンターを仕掛けるシーンが見られた。
しかし気になるのはウルブズ左サイドのトラオレ頼みなところがある攻撃の組み立てだ。
また見ていて面白かったのは、トラオレだけでなくサイスやマルサルといった左サイド3人が昨シーズンよりも筋肉質になっていたあたり、フィジカル勝負では難しくなる可能性もある。
スパーズは、このウルブズの中盤をどのように突破するのかがキーになりそうだ。
トッテナム・ホットスパー
対するアウェイトッテナム・ホットスパーは、前節の開幕戦はマンチェスター・シティと対戦。
この試合ではやはり前評判通りシティがボールを持つ展開が続いたものの、スパーズは要所要所で鋭いカウンターを仕掛け続けた。それも相まってシティの一瞬の隙をついてソン・フンミンのゴールで先制。
後半途中からデブライネが出場し、スパーズにとってよりきわどいシーンが増えたものの、何とか守り切り1-0で切り抜けた。
昨シーズンまでと異なり、スパーズもシュート数で引けを取らず、常に防戦一方の試合展開ではなかったあたりが、今シーズンの楽しみなところといえる。
しかしミッドウィークに行われたECLのパコスデフェレイラ戦では、アウェイの地に乗り込み1-0で敗戦。私はこの試合を観ることができなかったものの、スタッツを見るからに支配率五分、シュート数枠外1本のみという数字を見れば散々だったのではないか。
ラインナップはほぼ2軍以下というところを見ると、ホームで挽回するといったところではないか。遠征メンバーにシティ戦でスタメンだった選手がいないことから、この遠征による疲労は無いと考えていいだろう。
予想フォーメーション
両チームの予想フォーメーションは・・・

ウルブズ
ウルブズは、ポデンセ、ブエノ、ジョニー、ネト、ボリーがケガで離脱中。
前節からの変更点は無いのではないか。レスター戦では決して悪い内容ではなかったため、細かい修正をどう行いスパーズのルーカス、ベルフワイン、ソンという快速選手たちをどのように抑え込むのか。
中盤のプレッシングの速さをこの試合でも見せることができるのかが、3トップを孤立させるキーになりそうだ。
スパーズ
対するスパーズは、カーターヴィッカーズがケガで離脱とのこと。ロメロはミッドウィークに出場したものの、この試合には帯同していないようだ。エンドンベレに関しては試合前の会見で帯同しないと明言。
注目のエースハリー・ケインは、この試合には招集しベンチ入りは濃厚だ。出番があるのかどうかは気になるところ。
メンバーは開幕戦と同じメンバーで来るのではないか。またミッドウィークの試合ではこの選手たちに出番がなかったため、条件としてはウルブズと同じだ。
前回の試合ではダイアーとサンチェスの集中力が非常に高く、クリーンシートに抑える活躍をしたものの、それがどこまで続くか。そして右サイドバックに入ったタンガンガは、シティ左サイドの攻撃陣を抑え込んだ実力をこの試合でも発揮できるか。
攻撃陣には不安がないため、スパーズはこのディフェンス陣営がシティ戦と同様のクオリティを発揮できるのかが注目ポイントではないか。
過去の対戦成績
2018年に昇格したウルブズ。その昇格を後押しした監督は現在スパーズの指揮官を務めるヌーノだ。
その2018年からの対戦成績は、スパーズから見て6試合で3勝1分2敗。昨シーズンは1勝1分という成績だった。
最後に対戦したのは5月16日でプレミアリーグ第36節にホームで2-0。この試合はケインとホイヴィアがゴールを決め、全員が今まで以上に連動して勝利を手にしていた。
試合詳細
この試合は日本時間の8月22日22時からキックオフのゲームだ。主審はスチュワート・アットウェル。
シティに勝った勢いのまま、スパーズは勝利を手にしたいものだ。
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