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日本旅行:グラウンド訪問編

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サッカー記事
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先日、年に1度の日本旅行で日本のあらゆる芝生のピッチを堪能してきました。

関東

等々力競技場

川崎フロンターレさんのホームスタジアムである等々力競技場

今までに見たことがなかった機械も拝見。オーバーシードする国ならではの機械といえます。

こちらの芝生管理者の方とは、一度はお会いしてみたいと思っていた方だったため、こちらから連絡させていただきましたら、快く承諾してくださり、今回訪問させていただくことに。

ただ、全然時間が足りなかったので、来年はもう少しスケジュール配分を考えていきたいなと思いました。反省します。

浦和レッズさんのホームスタジアムである埼玉スタジアム2002

イギリスと同じく寒地型の芝生を使用しているため、多くのことを共有できました。日本の40℃近い暑い夏を様々なテクノロジーを駆使しているとはいえ、ここまでキレイに管理できることに感銘を受けました。

浦和レッズさんの練習場

相変わらずの芝生の密度には驚きです。個人的にはアーセナルにも屋根のついた三連芝刈り機が欲しいなと思いました。

日本にいたころには、なかなかお会いできなかった方々とお会いすることができ、そして様々な芝生のお話をすることができて、大変有意義な時間を過ごすことができました。

川崎市にある日本のリヴァプールアカデミー施設

人工芝のラインには、通常のホワイトラインに加えて、リヴァプールカラーのレッドを使用しているこだわり。さらには、周囲の防球ネットの柱も赤色になっているほど。

訪問させていただいた理由として、グラウンドをどのように確保したのかなどを詳しくお聞きしたかったため。

私個人の最終目標は、自分のグラウンドを持つことという理由が1つと、そして日本のフットボールの環境がよりよくなっていくためには、より多くの方が身近にフットボールを感じられる環境を整備することが大事だと思うから。

日本では圧倒的にグラウンドの数が足りていないのが現状。例を挙げると、私の出身の岐阜市においては、結局グラウンドの母数が私の子供のころから増えていません。

こういったことから、訪問先の代表の方とお話しさせていただき、今後のヒントを頂きました。

静岡県

清水エスパルスさんのホームスタジアム

続いて練習場と最後にこちらを管理している会社さんのゴルフ場も訪問。

練習場のお写真に関しては、練習間近だったこともあって、撮影はしませんでした。

今回初めてお会いさせていただきましたが、様々な場所を案内してくださり、貴重なお時間となりました。

また、清水エスパルスさんではホームゲームでグラウンドキーパー体験を行っていることも耳にしたため、来年の帰国時には参加してみたいなとも思いました。

2024シーズンの募集はすでに終了しているそうです。

ここではどうすれば今後日本でも芝生管理者が増えてくれるのかなどを話していました。今回の体験会もそうですが、こういった職業に触れる機会そのものが今までなかったため、こういった働きかけをしていることに感銘を受けました。

私自身も、もう少し時間がかかりそうですが、日本国内でもどうしたら芝生管理者という仕事を職業選択の際に見つけてもらえるのか、といったところにフォーカスを置いて動き始めているところですので、楽しみにしていてください!

まとめ

それぞれグラウンズパーソンによって、芝生に対する作り方やその考え方に違いがあるものの、チームの勝利のため、そして選手がいかに快適にプレーできるかというのを考えて芝生を作っていらっしゃいます。

サッカーにおきましては、試合をする会場、そして練習の9割はグラウンズパーソンの管理する天然芝の上で行われる競技です。

芝生のサッカーに与える影響というのは、目に見えない部分が多いからこそ、細部まで気を付けなければいけないと思います。

なかなか目立つ職業ではありませんが、足元から選手を支えるという職業に、こういった今回訪問した先々の先生たちがいらっしゃることを、少しでも認知していただけると嬉しいです。

私はまだまだ若輩者なので、先生たちから学ぶことのほうが多く、次回の帰国の際には、もっと時間を確保して、学ばせていただければと思っています。

次回は食事のラインナップでも投稿しようかなと思います。

アーセナルのグラウンドチームには毎回写真を送っており評判が良かったので、今後日本を訪問されるイギリスのグラウンズパーソンの皆さんにも、このブログを通して日本の食事の良さを理解いただけたら嬉しいです。

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