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スタジアムの疑問を解決!なぜピッチに少し傾斜があるの?屋根が半透明な理由は?

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今回は、いくつかお問い合わせをいただいていた件について、ブログにまとめましたので、ぜひ最後までご覧になってください!

今後、お問い合わせが多い場合は、こういったシリーズとして、ブログにまとめていきたいと思います!

このブログの作者Ikumiはアーセナルで
グラウンズパーソン(グラウンドキーパー)として働いています。
今までも芝生に関しての記事をたくさん書いてきましたので、
気になる方々はぜひ過去の記事を遡ってみてください。
SNSも発信中。気になる方はぜひフォローを!
Twitter: @Ikumi_grounds

ブログの作者ikumiより

ピッチに傾斜がある理由

サッカーの試合を実際にスタジアムでご覧になった経験がある方であれば、気が付いた方もいらっしゃるのかもしれませんが、ピッチには若干の傾斜が出来ていることが分かります。

この写真が一番わかりやすいと思いますが、このように向こう側の電工看板が半分見えないくらいの傾斜が出来ていることが分かると思います。

なぜ傾斜が作られているのか?その理由はピッチ上の水を外に逃がすために作られています。

プレーに影響のない範囲ですが、まるでカマボコのように中央に行くにつれて若干高くなり、外に行くにつれて低く作られています。

これによって、水が中央に溜まるのを防ぐためです。反対だったら水たまりしかできませんよね?笑

当然ですが、この傾斜によってボールが転がるなんてことはありません。

このような感じで、ピッチを作る段階でも、後のことを考えて、管理しやすいような工夫が施されています。

屋根が半透明な理由

次は、屋根の部分が半透明な理由です。

これは単純に、少しでも太陽光をピッチ内の芝生に当てるために、半透明にしています。

ちなみにエミレーツスタジアムの場合は、屋根と客席の間に少しスペースがありますが、これは冬場に太陽光が低くなったとしても、少しでも光がピッチ上に入るように設計されているそうです(もちろん、風通しを良くして、芝生が蒸れないようにする目的もあります)。

ただし、冬至前後は太陽が低すぎて意味をなさないときもあると話していました笑

ただ、勘違いしてほしくないのは、芝生の品種によっては、半透明な屋根では芝生が満足いくだけの太陽光を得ることが出来ないものもあるということです。

じゃあライトを買えばいいと思うかもしれませんが、ライトの光量では芝生が満足いくだけの光を与えられない場合もあります。

それから、日本のサッカークラブや地方自治体が管理するスタジアムで、このライトを大量に購入できるところはほんの一部だと思います。

芝生を育てるライト、グローライトってどんなもの?コストは?本当に育つの?
先日実はエミレーツスタジアムに久しぶりに伺った際に、新しくグローライトが導入されていました。 今回はそのライトについて、そもそもいったいどういうものなのか?いつ使うの?どこに使うの?機能は?コストは?そして最新のライトについても紹介したいと・・・

こういった、屋根の問題に関しては、後日自分の意見としてnoteにまとめたいと思います。

ピッチ上のスプリンクラーってどうなっているのか?

結論から言うと、しっかり隠れます。

このような作りになっていて、こちらは人工芝の一例ですが、散水後は周りの芝生と一体化して、完全に溶け込みます。

やはりスプリンクラーの頭の部分は、選手が上を走ると危ないですので、こういった作りになっています。

後日、エックスの方で、どこにスプリンクラーがあるかクイズを出したいと思います。

エミレーツスタジアムツアーでもらえるパンフレットには、芝生の情報も!!

実は、エミレーツスタジアムのスタジアムツアーに参加すると、パンフレットをいただけますが、その中に芝生に関してのことが書いてあるページが存在しています!

参加したことがある方は、ぜひご覧になってください!そうではない方は、ぜひ当クラブのスタジアムツアーに参加してみてください!

また、他のクラブの物でも、芝生のついて書いてあるものもあります!スパーズのスタジアムツアーでは、グローライトが合計でいくつあるのか、などが書いてありました!

他に何かあれば

他に何かありましたら、いくつか質問がまとまってからとなるので、ご回答には時間がかかるかもしれませんが、ブログや有料noteにまとめていきたいと思います!

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