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先日、私のアーセナルでのグラウンズパーソンとしての加入までの背景について、東京のラジオ局、J-WAVEさんのJK radio tokyo unitedというラジオ番組内で、取り上げていただきました!
まずは、こちらのJ-WAVEさんの記事をお読みいただきたいです!その方が、今回の内容がより深く入ってくると思います!
音声を聞きたい場合は、関東圏の方であればラジコのタイムフリーで、それ以外の方はラジコプレミアムで聴くことが出来ます!(2023年11月23日まで)
過去には、私が書いたブログもありますので、そちらもご覧ください。
今回取り上げていただいた中で、番組内では入りきらなかった部分や、過去にも書いていないこともありますので、ここで補足をしていこうと思います。
ロンドンへの旅行では、どこのスタジアムに行ったのか
今私の所属するアーセナルのホームスタジアムであるエミレーツスタジアム、トッテナム・ホットスパーの以前のホームスタジアムであるホワイト・ハート・レーン。
スパーズは、新スタジアムになる前に伺うことが出来て、そして新スタジアムになってからも伺うことが出来たおかげで、こんなに変えられるもんなんだという衝撃をイギリスに来てから受けました。
最新のスタジアムというだけあって、設備面も綺麗ですが、なにより芝生管理の手法と言いますか、この発想はなかったなーっていう発見の連続でした。
いつものことながら、このトッテナム・ホットスパースタジアム(約10億ポンド)のクオリティで、日本の国立競技場(約1569億円)よりも建設費が安かったのはバグなんだよな。。。
(2020年ごろ開場当時は1ポンド=140円ほどで、トッテナムホットスパースタジアムの方が安かったです。なお現在円安の影響で、今のレート(1ポンド=185円)で計算すると、トッテナムホットスパースタジアムの方が高く計算できてしまう模様)
それからチェルシーのスタンフォード・ブリッジ、そしてウェンブリー・スタジアムの4つです。
8月末だったので、シーズン開幕直後というのもありましたが、どのスタジアムの芝生も本当にきれいで、いつかこのクラブのどこかに所属したいと考えました。
何故大学卒業と同時に海外へ行かなかったか
日本でのキャリアを少しでも積み上げた方が、自分の引き出しが増えると考えたからです。
例えば、イギリス人で日本の環境の芝生を管理したことがある人は、ほとんどいません。
この経験は将来イギリスで働くうえで、ちょっとしたアドバンテージになるのではないかと考えたからです。
そして、両国の管理方法の違いが分かれば、より芝生管理の奥深さを知ることが出来ると思ったからです。
2020年に動き出した理由は?
主な要因は2つです。1つはイギリスのEU離脱騒動。そしてもう1つはパンデミックです。
EUの離脱に関しては、イギリス国内における労働人口が減るのではないかと私は予想しました。
そしてパンデミックの状況下では、多くの方が母国に帰ったり、あえて国外で働こうとする人が減ると考えたからです。特にこのパンデミックは、私にとってビッグチャンスだと思いました。
それ故に、ビザの取得が比較的難しくないのではないかと考え、なりふり構わず情報をかき集めるために奔走しました。
2年間オファーはありませんでしたが、結果的に来たるべき日に備え、良い準備が出来た2年間だったとも言えます。
アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、ウィンブルドン、FAの4つの団体から、なぜアーセナルを選んだか?※ラジオの記事を読んでからご覧ください
1番最初にオファーをくれた団体に行こうと考えていました。
ここまで仕事探しに苦戦している状況で、まず働けるオファー自体に感謝したいという思いや、あえて日本人を雇わなくてもいい職種にもかかわらず、私にオファーをくれた期待や思いに応えたいと考えていました。
その中で、メールが帰ってきたり、面接の機会をいただいたのが、この4つの団体でした。
ウィンブルドン
最初はウィンブルドンから連絡が来ました。
ただし、ウィンブルドンでは、テニスの世界大会に向けたすぐに働ける芝生管理者が欲しいと言われ、それが無理なら残念だけど・・・という理由で話は流れました。
マンチェスター・ユナイテッド
面接をしました。返ってきた答えは、「あなたの家はここから遠いから(当時私は日本にいました)」です。引っ越すに決まっているやん・・・。もうちょっとマシな嘘をついてくれよ・・・
FA(イングランドサッカー協会)
もしまだどこにも決まっていないのであれば、面接をしないかい?という内容のありがたいメールをいただきました。しかしすでに私は、アーセナルとのサインを先にしていたため、このお話には横に首を振る形になりました。
アーセナル
まさか連絡が本当に返ってくるとは思いませんでした。嬉しかったです。
上記で書きましたように、オファーをいただけたことに感謝しています。
最初にくれたクラブだったから、そのオファーをくれた、その期待にこたえたいという思いでサインしました。迷いはありませんでした。夜中でしたが目が覚めました。
オファーが来たときはどんな思いだったか
感無量です。言葉にならないくらいうれしかったです。
夜中でしたが、きっと起きているだろうな、っていうこれまでずっと応援してくれた友人たちに電話をしました。
一番最初に連絡した友人は、ビザを取得して少し心に迷いがあった中でも、常に背中を押してくれた最高の友人に電話をしました。
とにかく、長年の目標が叶った瞬間で、嬉しかったという言葉以上のものはありません。
次回2023年11月24日金曜日、再びラジオでインタビューの後編が流れます
同局同番組で、再び私のインタビュー後編が放送されます!お楽しみに!
後編の様子はこちらから↓↓
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