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ハイブリッドターフでプレーした感想

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アーセナル
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今回は先日行われたアーセナルトレーニングセンターにおけるアーセナルグラウンズパーソンvsワトフォードグラウンズパーソンの試合について書こうと思います。

特に私がこの一戦で気になっていたのは、ハイブリッドターフはどんな感じなのかについてです。

以前私のブログでは、ハイブリッドターフについて紹介していますので、そちらも参考にしてください。そしてプレミアリーグの芝生に関しても以前書かせていただいていますので、そちらもぜひご覧になってください!

ハイブリッド芝(ハイブリッドターフ)ってどんなもの?
近年日本でも導入されたハイブリッドターフっていったいどんなもの? その疑問をここでは解決!!
イングランドプレミアリーグの芝生は人工芝?天然芝?長さは?品種は?疑問を解決!
昨今、プレミアリーグの注目度は日本人選手たち冨安選手や三苫選手の活躍などで高く、日本でも多くの方が観るように。今回はそんなプレミアリーグの芝生についてフォーカスしました。アーセナルでグラウンズパーソンとして働いている身として多くの方々に芝生について知っていただけますと幸いです。

 

このブログの作者Ikumiはアーセナルで
グラウンズパーソン(グラウンドキーパー)として働いています。
今までも芝生に関しての記事をたくさん書いてきましたので、
気になる方々はぜひ過去の記事を遡ってみてください。
SNSも発信中。気になる方はぜひフォローを!
Twitter: @Ikumi_grounds

ブログの作者Ikumiより

会場とピッチ条件

プレーした場所はアーセナルトレーニングセンターにあるピッチ3で、主にユース世代の子たちが練習しているピッチです。

このピッチは、今年の頭にハイブリッドターフもすべて入れ替えて、新しいものを導入しました。以前私もSNSの方で投稿しましたが、こんな感じの人工芝繊維がピッチ上に張り巡らされています。

今ではその上から芝生の種を播種していますので、もはや人工芝繊維があるのかないのか分からない状態になっていますね!

地際を見ても、一目で簡単に見分けるのは難しいです。

踏んだ感触

踏んだ感触は、天然芝の生育度合いによって大きく感じ方が変わりました。

天然芝が未発達のときには、踏んだ感触はどちらかというと新品の人工芝のピッチのようなサクサクした感触があり、天然芝の上にいるという感じではありませんでした。

しかし、天然芝の生育が進むにつれて、そのサクサクした感触も次第に薄れていき、今現時点では他の砂と土のピッチの天然芝のピッチと全く変わらないと言っていいほどの感触になりました。

ですので、説明なしでいきなりプレーすると、ここかハイブリッドターフなのか否かについては、正直気が付かないと思います。

プレーした感触

私はハイブリッドターフのピッチで初めてプレーをしました。

ハイブリッドターフに関しては、日本にいたときにはあまりいい話を聞かなかったので、どうなのか自分で確かめてみたいと思い、サッカーのプレーだけでなく今回は芝生に関してもしっかり感じ取りながらプレーをしてみました。

滑ることなくプレーを終えた

その感想として、まず全く滑ることはなかったです。日本国内でハイブリッドターフを導入していたピッチがすごく滑るというのは私自身も聞いていました。

ただ、ここでは滑ることはありませんでした。ピッチの条件としては、試合前に散水もしていますし、滑りやすい環境と言えますが、それでも私は試合中に滑ることはありませんでした。

私だけでなく、ほかの選手たちも滑っている印象はなかったです。

芝生へのダメージが少ない

次に芝生へのダメージが本当に少ないと感じました。

基本的に、プロが使うより私のようなプロじゃない人が使う方がピッチへのダメージは多いです。それはキックの際に芝生を蹴ってしまったり、無駄なターンが多かったりなど理由は様々です。

それでも少ないと感じたので、やはり補強効果を感じ取れました。まあ、たった1試合だけなのでこれに関しては何とも言えませんけどね笑

感想まとめ

感想をまとめると、噂で聞いていたよりずっといいものだと思います。

イギリスの環境と設備には非常にこの技術はマッチしているなと感じました。

今現時点で言えることは、この技術はいかに芝生の表面の環境を、藻や苔が生えないように整えるのかが重要な気がします。アーセナルでは、年に1回必ずリノベーション作業をするので、それによって芝生表層を綺麗な状態に保ち、滑りにくいコンディションにしていると感じました!

ハイブリッドターフと日本の環境がマッチするのか、などについては、また別の方法で感想や考察などをお伝えしていこうと思います。

その際には、またお知らせいたします!📢

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