2025年1月13日、笹旅のゲストとして1日だけ参加させていただきました。
率直な感想は・・・楽しかったです！！
久しぶりに日本語をたくさん話した影響なのか、翌日のどを痛めていました笑
少しまじめなお話をしますと、今回ゲストとして参加させていただきました経緯は、まず私がブログを発信し続けている1つの目標でもある、少しでも多くの方が芝生に興味を持っていただけるように、という点に合致したため。
通常アーセナルFCは、なかなか取材許可が下りないことでも有名だそうですが、私のこの思いにクラブ広報さんも共感してくださいました。少々説明が困難でしたが。
また、「笹旅」というコンテンツを私自身、お話をいただいた際には、正直良く分かっていなかったので、しっかり調べさせていただきましたところ、誰かがホストして海外サッカー観戦ツアーを行うというのは、この「笹旅」が初めてということを知りました。
私個人として、新しいことにチャレンジする人や企業が好きなので（私自身も0→1というのが好きですから）、その点もオファーを引き受ける1つの要因でした。
そして私が日本からイギリスに拠点を移した際、アーセナルから最初に契約をオファーを受けた時もそうでしたが、1番最初にオファーをくださったところを大事にしたいという思いもあります。
こういったことから、今回オファーを引き受け、実現しました。
この笹旅に参加するにあたって、「こいつ、何も知らんやんけ」と思われたり、そしてアーセナルFCのグラウンズパーソンという看板を背負っている以上、恥をかかないようにするため、お話をいただいた8月末からたくさんのことを様々な方々に聞いて、そして自分でも笹旅までの約4カ月間、ひたすら自分の持っている本を読み漁って知識のおさらいをしました。あまりにも怖くて怖くて笑
どなたに聞かれたのか忘れてしまいましたが、休日は何をしているのかという質問に対して、「笹旅が怖くて勉強していました」なんて恥ずかしいことは言えないので、あまりにもありきたりな返答になっていたと思います。やっと言えたので、心の荷が下りましたね笑
実際に芝生や、その日そのスタジアムで使用している機械やライトなどの実物を見て説明するのは、芝生を理解していただく上では非常に重要だと思いますし、それらを説明できただけでも良かったと思います。
また、たくさんのご質問にも回答でき、少しでも芝生に関する疑問が解決したのではないかと思います。
この旅で個人的に印象的だった出来事は、エミレーツ・スタジアムツアーでトンネルを抜けてピッチに出てくる際に、芝生の匂いがすごくすると参加者の方がおっしゃってましたが、私はその芝生の匂いを感じなかった点が、すごく興味深かったです。
日ごろから、この芝生の上にいるから私の感覚が麻痺しているのでしょう。どうやら私もしっかりとアーセナルグラウンドチームの一員になれているみたいで嬉しいです。
そしてご質問いただいた中に1点だけ追加でお写真をお見せしたいのが、ダメージが増えたゴール前をどう治していくのかという点で、種からスタートとお話したところ。
そこでお話ししたように、こんな機械で種周辺を温めて発芽を促進させ、そして発芽させるといった感じです。といってもまあ、なかなか根付かないので、この芝生さんたちも儚い命となってしまいますが・・・
参加された方の中には、こういった芝生管理者、グラウンズパーソンという仕事について、私のことを知ってから認知したという方もいらっしゃいまして、それは私がインターネット上で発信する、ブログを書いていくうえでの1つの目標でもあったので、こういった声を聞けただけでも大変うれしく思います。
とはいえ、私自身こういったものは年1、2回が限界ですかね笑。
1点だけ、私は普段芝生管理者としてアーセナルFCに自身の持てる全てを捧げている身ですので、こういったツアーは友人を除いて個人でやりません、そしてできません。
今後とも、少しでも多くの方が芝生に興味を持っていただけますと幸いです。
そして、グラウンズパーソンになりたいという方が少しでも増えることを願っています。日本国内限定で芝生管理専門の求人サイトを2月からリリースしますので、興味のある方はぜひ！
ちなみに、私はこの笹旅中、皆様とのお話に夢中だったり、単純にその日その日の作業が気になったこともあって、唯一撮影した写真があとから見返したらこのトラクターだけでした笑
友人にも、「なぜ人の写真を撮らないのか」と言われてしまいましたので、もう少し人間らしくなりたいなと思いました。ただちょっとその友人に反論すると、参加した方々とのお写真は撮らせていただいていますが、私が写真を持っていないだけですからね！！
改めて、今回参加してくださった皆様、話すのが得意ではない私の説明で、多くのことをご理解いただけたかどうかは分かりませんが、ご満足いただける内容となっていたら幸いです。ありがとうございました。試合中継で「あいついるやん」と少しでも気にかけていただけますと嬉しく思います。
最後に、このツアーのお話のご連絡をくださいましたHIS様、そして5回も企画され、このツアーを成功させている笹木かおり様に多大なる感謝とともに、今後ともアーセナルFC、そしてグラウンドチームの応援をよろしくお願いいたします。
次回の参加は・・・そもそもお話がない可能性もありますので笑。そしてクラブ次第でなおかつ私が恐怖に打ち勝てばよきかと笑。
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